前回までで監視カメラとWebサーバを立てることができました。
当然ディレクトリやファイルは増えているわけで、こいつらをもっともっと簡単に閲覧、編集したいし、このブログに乗せる画面キャプチャも他のPCで簡単に扱いたい、というわけでファイルサーバを立てることにしました。
厳密にはファイルサーバっていうか、ファイル共有を可能にしたっていう感じですね。
LinuxではSambaというソフトがあって、Windowsライクにフォルダを共有できます。会社で誰かが設定してくれていたので、普通に使っていましたが、この機会に自分でも入れてみようと思います。
目次
Sanbaインストール
下記コマンドをたたいてSanbaをインストールします。
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sudo apt-get install samba |
Yes、Noを聞かれるのでYesを選択、数分コマンドが流れた後、完了します。
共有ディレクトリを作成
ラズベリーパイ内に共有するディレクトリを作ります。
ディレクトリ名は無難にworkにしていますが、好みで変えてください。
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mkdir /home/pi/work |
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Sanbaの設定
LinuxのSamba団体のチュートリアルを参考に設定をします。
The Samba Configuration File
とりあえず、必要そうなパラメータだけ設定します。
設定ファイルをバックアップ。
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sudo cp /etc/samba/smb.conf /etc/samba/smb.conf.bk |
設定ファイルを開きます
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sudo vi /etc/samba/smb.conf |
ファイルの一番下より少し上に、サンプルコードがあります。
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# A sample share for sharing your CD-ROM with others. ;[cdrom] ; comment = Samba server's CD-ROM ; read only = yes ; locking = no ; path = /cdrom ; guest ok = yes |
これをコピーして、ファイルの一番下に加えます。
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# custom share directory [work] comment = Samba share directory read only = no locking = no path = /home/pi/work guest ok = yes |
編集したらSambaをリスタートします。
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sudo service samba restart |
これで設定は完了です。
ネットワーク内のほかの端末で見えるようになりました!
ためしにファイルを作ってみると、permission errorでファイルを置けません。
とりあえず、ざるパーミッション777をつけます。
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sudo chmod 777 /home/pi/work |
これで新しいファイルが置けました。
ラズベリーパイ上でもファイルが見えることを確認します。
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ls -l /home/pi/work/ |
おしまいです。これで画面キャプチャが楽になる。。
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